1. ホーム
  2. 事業案内
  3. 環境事業
  4. カドミウム除去技術

カドミウム除去技術

概要

食品廃棄物の発生を抑え、更に、循環型のリサイクルを進める目的から、2001年5月1日に「食品循環資源リサイクル法」が施工されました。食料・飼料自給率の低下が問題視されている我が国においては、こうした資源の再利用を考えることが課題であることは言うまでもありません。

北陽では、北海道立工業試験場の協力のもと研究開発を進め、「酸浸漬―電気分解法によるカドミウム除去法」によって、これまでの課題を解決し、カドミウムを再利用することを可能にしました。

ホタテのカドミウムの処理法は、大きく3種類ありますが(焼却方法・炭化方法・発酵方法)、いずれも重金属を溶出させない工夫を施す手段で、完全に分離されているわけでなく、循環型のリサイクルとはいえません。
私どもの「酸浸漬ー電気分解によるCd除去システム」は、それらの問題を解決する技術です。循環型システムを確立しているのは、弊社の技術だけです。

チャートを見る

酸浸漬―電気分解法によるカドミウム除去法

① 溶出槽

希硫酸1~5%溶液に浸漬された貯蔵槽から溶出槽にウロと希硫酸液が移されます。 ウロは、1%の希硫酸液と混合され約24時間浸漬・攪拌され、その後、 希硫酸液に漬けられたウロからカドミウムがしだいに溶け出してきます。

 
② 固着槽

ここは、溶出槽で希硫酸液中に溶け出したカドミウムを電極板に付着させる設備です。 プラス極は白金族酸化物、マイナス極はステンレス鋼でできています。マイナス極にはカドミウムを付着させ、 再利用のため、精錬所へ移送されます。

溶出槽:写真   固着槽:写真

③ 凝集沈殿槽

10数回使用した希硫酸液を中和・凝集沈殿させる設備です。ここで中和された溶液は脱水工程を経て、 固体分はミール工場へ、液分は排水処理施設へ送られます。

 
④ 処理ウロ搬送装置

脱カドされたウロはここで中和され、ミール原料として施設外に搬送されます。 ミール原料は、肥料、餌料などの原料として再利用されます。

凝集沈殿槽:写真   処理ウロ搬送装置:写真

私どもが北海道工業試験場と開発したこの独自の技術は、ホタテの重金属の除去だけにとどまらず、そのほかへの応用も可能です。

用途別データ

脱カドミウム試作肥料:写真

肥料

窒素(N)10%/りん酸(P)2%/カリウム(K)0.1%

餌飼料

粗蛋白70%/粗脂肪15%/粗灰分10%/粗繊維0.5%



私たちは、基礎技術をベースに新しいマーケットも視野に入れながら営業展開を行っております。

お問い合わせはこちら

ページの先頭に戻る